タイタス・クロウの事件簿
クトゥルフ神話に立ち向かうオカルト探偵タイタス・クロウの短編集。
最初の「誕生」が一番達者だったのは、やはり後から書いたものだからでしょうか。雰囲気がすごくよかったです。「妖蛆の王」は魔術師との攻防がスリリングで楽しい。終わった後、やっぱり書庫の本ちょっぱって帰ったのかな。「黒の召喚者」「続・黒の召喚者」はイブ=ツトゥルに言及した作品。CoCルールブックの外見描写はケイオシアムオリジナル?
「名数秘法」に出てくる魔術はMMR系の人に対して脆弱性が大きすぎると思いました。シチュエーションは燃えるんだけどね。「我は汝を識る者なり!」
- 作者: ブライアンラムレイ,Brian Lumley,夏来健次
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2001/03/11
- メディア: 文庫
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