ハンターズ・ムーン

 宣伝ですよー。冒険企画局の送る「サイコロ・フィクション」シリーズから、新しいゲームが発売されました。『シノビガミ』に続いて、僕もリプレイのプレイヤーとして参加してます。
 今回は、モノビーストと呼ばれる怪物を寄ってたかって追跡して仕留める狩りゲーです。ハンター・ズムーン(※違う)という語感からなんとなく藤田和日郎臭を感じ取る人も多いと思いますが、まさにあんな感じで、『うしおととら』の金票さんとか、『邪眼は月輪に飛ぶ』みたいな、生身の人間が満身創痍でなんとか化け物と渡り合う雰囲気が味わえるゲームになっております。キャラクターシートには感覚器や臓器を含む部位ダメージ表も完備。人体の面積における黒ベタの比率がみるみる増えるよ!
 著者はプレイヤーキャラクターを殺すことにたいへんな情熱を燃やす男、齋藤高吉。言うまでもなく、リプレイもひどく血腥いものに仕上がっております。冒頭からして女子中学生が何人かアレしますからね(ぼかした表現)。そんな容赦のないゲーム展開。ほら、やっぱりね、獣と狩人と、命がけで戦うわけですから、どちらかは死ぬわけですよ。その「どちらか」が獣の方だという保障はまったくないのですね。
 そんなヒリヒリしたゲームを求めるあなたに、『ハンターズ・ムーン』、お勧めです。グドハンティン、スタルカ。

ホラーアクションRPG ハンターズ・ムーン(Role&Roll Books) (Role & Roll Books)

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