『Священная книга оборотня』(「化け物の聖典」)

 ちょっと前、「Beltorchicca」や「ARTIFACT」などで、表紙が安倍吉俊のトレースだとして話題になっていた、ヴィクトル・ペレーヴィンの新作『化け物の聖典』。先日ロシアの漫画イベント「コミッシア」に行ってきた速水さんが、おみやげに買ってきてくれました。ワーイ。
 
 で、問題の表紙。なんか写真が暗くなってしまいましたが……よく見ると尻尾が生えてますね。キツネっ娘が主人公だからか。裏表紙も非常にトレースっぽい線ですが、こっちはどなたの絵でしょうか。
 で、表紙をめくってみると……。
 
 おい。草磲琢仁じゃねえか。
 しかも、画像が荒いんですねこれが。解像度低いの。ネットで落としてきたJPEG画像を無理やり引き伸ばしたような感じです。
 
 ロシア語わかんないのが残念。いや、これ読みたいなあ! ペレーヴィンはマジ面白いので、ぜひ翻訳してほしいですよ。そのときは是非、本物の安倍吉俊と本物の草磲琢仁に絵を描いていただきたいところです。ちなみにモスクワではかなり売れてるらしく、どこの本屋に行っても平積みだったとか。駅の本屋にも置かれていたそうです。
 ペレーヴィン読んだことのない人のために邦訳置いときますね。とかいう自分も虫の生活読んでなかった。今度買ってこよ。

虫の生活 (群像社ライブラリー)

虫の生活 (群像社ライブラリー)