第二の刺客

 舞村そうじさんのところで、「平田」に続く第二の刺客が世に放たれたことを知る。
 神田里奈、22歳。
 職業、メイド喫茶勤務。
 好きな作家は、恩田陸
 「平田」に比べて、より狙いどころがシャープになった印象がある。どうやら中の人が多少修行を積んだ*1ようである。

「神田! その力、世のため、人のために使う気はないか」
「それがし……野人として過ごしとうござる」
「どうあってもか!」
「いかにも……」


(惜しいやつ……)


 ダダーン(銃声)

 というわけで、かくの如くスパムにて人心を惑わし続ける限り、かわいそうだが神田はゴミ箱に捨て続けられねばならない。

*1:「図に乗りはじめた」とも