RPGamer Vol.5 ISBN:4434043080

 トラベラー大特集で付録が『メイデイ』。何かもうすごいですね、いま2004年ですよ。いろいろ信じ難い(笑)
 ところでトラベラーリプレイですが、例によってプレイヤーとして参加してました。ジルがおれのキャラです。ワーイ、可愛く描いてもらえたよ。ベリーショートダーイスキー。なんで女キャラばっかりだったのかは失念したが、「ドキッ!女だらけのトラベラー ポロリもあるよ」とか言ってたような記憶がある。トラベラーでポロリって、そりゃ真空曝露っていうんだ。キャラ名がカード、ロベルタ・ハインライン、ジル・ウォマック、ポーラ・アンダースン。先生! この中に一人、他の三人と比べて明らかに売れてない人がいます! つーかまあ、おれなんだけど。キャラメイク中にあんまり死ぬもんで、海軍で2期務めただけで止めた。数少ない技能のうち一つをよりによって「弾着観測」に埋められて、役立たず街道まっしぐら。セッション中ずーっと弾着観測を有効活用しようとゴネてたけど、結局一度も使う機会はなかった。こんな技能いったいどうしろってんだ。ライフル技能はそれなりに活用したような気がするが。あと、リプレイでは省かれてるけど、最後に突入する直前、軌道上の大佐に空爆要請したのがちょっと軍人っぽい行動だったかな。
 後半のメイデイは、下の画像みたいな感じで推移した。

 船の速度が上がるにつれて、ヘクスマップがどんどん継ぎ足されていくのがわかるだろうか。二次元のマップとはいえ、慣性や重力といった要素を上手く取り込んで、宇宙船同士のドッグファイトのスピード感を表現しているのが面白かった。星のそばを通って重力スイングバイできるのが気持ちいい。ただしこのゲーム、ミサイルを当てるのが結構難しい。それなりに頭を使わないと、ひょいひょいとかわされて歯軋りすることになる。リプレイ収録時のセッションでも、勝てたのは薄紙一枚の差という感じだった。あの勝ち方は『戦乱のアウトリーチ宙域』とか思い出されて、なんだか懐かしくなってしまうわけだが。