GenCon Socal 2005レポート(1日目)

 GenConに一緒に行かない? とのありがたいお誘いを受けて、はるばる太平洋を越えて行ってまいりました。GenConはアメリカ最大規模の非電源系ゲームのイベントで、今回のはカリフォルニア州アナハイムで開かれた、「GenCon Socal 2005」。旅行に誘っていただいた冒険企画局の近藤さんとえぬえぬさんと河嶋さんはイベントに先駆けて渡米しており、僕は後からの合流です。飛行機の中で『十兵衛両断』と旅行用英会話の本を読みつつ、尿意に耐えながら11時間(うっかり窓側の席に座ってしまい、通路側の人が立ったタイミングでここぞとばかりにトイレに行ったら行列ができるほど混んでて、順番待ちしてあと二人というところで「お客様、これから気流の乱れるところを飛行しますのでお席にお戻りください」ムギャオー)。ようやくアメリカに到着しました。
 いやあ、でかいですねアメリカ。広い上に、空から見ると、無人の荒野の面積が多いことにも驚かされます。これが大陸というものか。しかしほんとに木が生えてないな。都市の上空を飛ぶと、整然と区画整理された町並みにまたびっくり。シムシティの世界です。
 ロスアンジェルス国際空港(LAX)に着陸して荷物を受け取り、到着ロビーに上がって行きますと、僕の名前を書いたボードを掲げた近藤さんとえぬえぬさんがそこに。わざわざ迎えに来てくださったことに大感謝しつつも(LAXからアナハイムまでは結構遠いのです)、ウェルカムボードで迎えられるのがあんなに照れくさいものだとは知りませんでした。顔赤くなっちゃった。
 日本に比べてすごい適当な作りのハイウェイを一時間ばかり南下して、アナハイムのマリオット・ホテルに到着。マリオットはGenCon会場に隣接しており、ホテル内にもイベントの部屋が設けられています。
 
 ホテル内に掲げられた横断幕。あちこちにあるボードには各部屋のイベントの案内が書かれています。
 
 これはNSDM(National Security Decision Making Game)なるライブ戦略級ウォーゲームの告知ボード。『暗黒太陽の浮気娘』にもこんなゲームやってる連中が出てきたなあと思い出しました。
 部屋に上がって河嶋さんとも合流し、少ししてから隣のアナハイム・コンベンション・センターへ。
 
 端正な作りの巨大建築です。
 
 美しい曲線。
 
 内部はこんな感じ。
 
 メイン会場入り口。なんかすごい形相の人たちにWELCOMEってゆわれた。
 会場内はかなり広々として、TCGRPGボードゲーム、ミニチュアゲームのプレイスペースが大きく取られています。各メーカーがブースを出してる販売スペースがそれほど大きくなかったのが意外。なるほど、基本的に販促イベントじゃなくてコンベンションがメインなのね。他にはゲストのサイン会場(生のピーター・S・ビーグルがいましたよ)、アーティストの展示スペース、セグウェイの有料試乗、電源ゲームの宣伝を映し出した大型ディスプレイ、子供大喜びの空気で膨らませる巨大遊具、西洋剣術同好会の体験会場などなど。
 
 これはメタルフィギュアペイントスペース。ここには3日目にもう一度来ることになります。
 
 ペイントされたメタル。Reaper多し。中央のは以前この日記でも紹介した、インド洋津波チャリティーで発売された子象です。ペイントは上手いんだけど、やっぱりかわいくない……。
 
 参加者を後ろから殴打するザ・シング。
 一日目はこんな感じで、つぎの岩につづく。