「何を考えているのか判らない」ということについて

 昨日のエントリがブックマークされてたので見てみると、自分の問題意識とは微妙にずれた捉え方をされていて、あらあら。
 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/walkeri/20050905%23p1
 うーん。オンとオフしかない、わけではないんだよね。挨拶だけの関係から一足飛びというのも(自分の場合は)なかった。
 よくよく考えてみると、自分は対人アプローチにおける中間段階を意識していないわけではない。話を恋愛に絞ると、自分は知り合ってから相手を好きだと自覚するまでに比較的長い時間を要する。というか、友達としてそれなりに仲良くなってからじゃないと好きとか思わないし、言わない。
 そうなると、告白するときも、ちょっとは望みがあるんじゃないかと思うわけですよな。もう友達ではあるわけだし。そこに致命的な間違いがあることに気づいていなかった。
 だから問題は「中間段階がない」ことではなく、「中間段階がないように見えている」、つまり「何を考えているのか判らない」ことにある。
 ショックを受けたのもその点で、自分は自分の存在や思考や感情を外に出すことが非常にへたくそであるということを改めて認識したというわけです。
 あれ? ということは、それを意識して学んでいけばなんとかなるんじゃないか……?
 ……なんかたいへん貴重な洞察を得た気がします。書いてるうちに凹みフェイズはどっかに行ってしまいました。これからわたくし、再び見取り稽古フェイズに入りたいと思います。今までもこうして幾つかのスキルを修得してきたので、今度も多少は理想に近づくことができるでしょう。一介のキツネザルであるわたくしにとって、人間の真似をするのは困難至極でございますが、チャレンジングでエキサイティングな体験であることもまた事実であります。それではさらば、ぴょんこぴょんこ(横っ飛びで去る)