ブシドーMMO

 http://internet.kill.jp/d/200503.html#d06
 id:uburan:20050308さんとこで知った記事。詳細なクリップル道システムの実装! 虎眼先生の徘徊する世界! やりてええ。いざり車で暴走したりしてええ。憤怒の虎眼に遭遇して縮み上がりてええ。キャラクターグラフィックのエディットを考えるとわくわくする。当然、虎眼先生の技を見られるのはごく一部のプレイヤー(と被害者)のみで。
 ただ一点、難を述べるならこの部分、

辻斬りや果し合いを止める不粋な役人はいません。

 これはいかん、いけません。この時代の役人、すなわち武士。つまりプレイヤー・キャラクターと同様、武家社会の残酷さに巻き込まれる立場。むしろプレイヤー・キャラクターこそ役人として昇進可能なるべし。主家の理不尽な仕打ちに耐えに耐え、それでもついに忍従かなわず抜刀して血の徒花咲かすのが武士の生き様! 上意下達の硬直した不公平極まる役職システム、また地域による貧富の差と搾取構造、立場の強弱を存分に実装してこそ真のブシドーMMOになると存じ申す! 想像してごらん。果し合いをやってたら高圧的な役人が馬に乗ってやってきて、馬上から一方的に両成敗を申し付けるのを。「往来で勝手な果し合いなど言語道断、双方腹切れいッ」「あまりにも理不尽な仰りよう、聞け申さぬ!」「なにい、ならばわしがそっ首打ち落としてくれる!」ピウ。ドバッ。馬ごと真っ二つの役人。それが平田弘史クオリティ。ていうかですね、シグルイだいすっきな皆さんが平田弘史を読んでないのは片手落ちにも程があるので読まなければいけないということを言いたかったわけです。切腹をどういうシステムにするかが難しいなあ(ぶつぶつ)。