プロパガンダ戦争の実態

 これはすごい。
 工作員ってほんとにいるんだなあ、と暢気な感想が出てしまうが……。ネットがある今だからこういう実態が人の目に触れるようになったけど、戦後何十年も同じようなことが続いてきたんだろうなあ。そう思うと感慨深い。同じような団体とか傀儡とか、どのくらいいるんだろうか。
 自分は非軍事的手段を用いた戦争にずっと興味を持ってるんだけど、これはもうpropaganda war(プロパガンダ戦争、宣伝戦)と認識して問題ない。むしろその視点がないと、議論が情緒的な方向に流れてしまって危険だと思う。現代の日本人は、propaganda warの中におけるリテラシーという困難極まりないものを要求されているわけだ。なんということだろう。