スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

walkeri2004-12-17

 ゆるうい映画。むかーしのパルプSFを、基本を外さず忠実に映画化した作品でした。「海底軍艦」とか「飛行空母」とかその手の言葉に代表される、陸海空をやたらに混ぜたがる小学生センスが横溢しています。オールドメカへの偏愛たっぷり、新しい要素なーんにもなし、監督の頭は裏設定と続編の構想ではちきれんばかり。という、『スチームボーイ』と極めて似通ったものを感じさせられる映画でしたが、『スチームボーイ』よりこっちの方がなんぼか面白く観られたのは確か。鑑賞中、伊藤悠さんの書いてた小動物(id:ityou:20041211)が頭をよぎって、可笑しくてしょうがありませんでした。あと、アンジェリーナ・ジョリー演ずるクック中佐と、マンタ部隊と、トーテンコフの部下の女のコスチュームがフェティッシュでエロくてよかったです。こんなことばっかり言ってんな。

  • 追記:小動物ジョージのAAまで作られていてもう爆笑。(→id:uel:20041212)