はてな夢日記:名状しがたき姿の巨人

walkeri2004-12-08

 東ヨーロッパらしい外国が舞台の夢。自分は小学校ぐらいの女の子で、祖父?のマッドサイエンティストが作った身長5mほどもある巨人に追われて逃げる。巨人はフランケンシュタインズモンスターに似ているが、どろどろした灰色の身体に機械が埋まっている異様な姿。顔を見ると気が狂うので、腰から上に目が上げられない。
 巨人が追ってくるのは少女を愛しているからだ。地響きを立てて迫り来る巨人から少女は必死に逃げる。人ごみを掻き分けて走っていくうちに、どうにかまくことに成功する。駅のプラットフォームに辿り着き、停車中の列車に乗って、横並びの座席に腰を下ろす。社内にはプーチン大統領とその随行団も乗っている。プラットフォームを誰かが走ってきて、お付きの一人に紙を渡す。渡された男は立ち上がって報告する。「本日××時、当駅南方××kmの××村に身の丈5.5トートルの巨人が出現して被害を及ぼしました」「トートルとは何メートルだ?」プーチンが尋ねると、男は答える。「およそ10mです」
 夕暮れになったが、列車はなかなか出発しない。不意に地響きが近づいてきたかと思うと、プラットフォームを巨人が通り過ぎる。開け放たれた列車のドアからは、どたどたと行き来する巨人の下半身だけしか見えない。身を硬くしてじっとしていると、巨人は線路に飛び降りて、列車が向かう方向にあるトンネルへと走り去っていく。足音が聞こえなくなってから電車を降りて、街の方に戻ろうと走り出したところで目が覚める。
 Half-Life2の影響が如実に出た、実に解りやすい悪夢。起きてみると胸に手が乗っていた。息苦しい→走っている→逃げている、という連想が働くらしく、胸に手が乗っていると決まって何かから逃げる夢を見るようだ。「トートル」は「メートル」と「トール」が混ざったものだろう。夢言語が出てくるのは珍しい。