ロシアで記者抹殺の嵐、ソ連崩壊後112人が“殉職”


 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040721id26.htm

 モスクワの民間活動団体(NGO)、「情報公開防衛財団」の幹部ボリス・チモシェンコ氏によると、1991年のソ連崩壊以来、露国内で「取材上のトラブル」で殺された疑いのある報道関係者は112人に上る。94年には、国防省の腐敗を追及していた大衆紙記者が、カバンに仕掛けられた爆弾で殺された。「真相が解明され、犯人が裁きを受けたケースは片手で数えるほどしかない」(同氏)という。

 わー、Let's Put the Future Behind Usって感じだ。
 単純計算で1年につきおよそ7〜8人コンスタントに殺されてると考えるとあまりに異常。というか、ロシアで何かの社会問題を追求すると、必ずマフィアにぶち当たるようになってるんじゃないだろうか。こういう環境でジャーナリズムって成り立つのか? 崩壊前のソ連では、プラウダ紙に「書かれていないこと」を読むことで正しい情報を得ていたと聞くけれど。