アップルシード

　昨日の昼間に速水さんと観にいったアップルシード。3Dアニメにはそれほど違和感を感じなかったのが意外でした。僕はぬるいファンなのでギュゲスと多脚砲台が動いてるだけでそれなりに楽しめたんですが、上映中にふと横を見ると速水さんがものすごく弱ってる。だって画面見てないんだもの（笑）。その心境は速水さんの日記（4/29）を見ていただくといいと思いますが、どうもこの映画、人によっては、自分がアップルシードをどれだけ愛しているか強制的に再認識させられる効果を持っているようです。ネットで見た感想だとid:ityou:20040430さんのがしっくりきました。笑ったのは砂浜でブリアレオスの顔にデュナンが映りこむカットかな。そこ鼻！　鼻！
　原作が原作なので、どう作っても文句は出るんだろうけど、それにしても陳腐だったなあ。そして誰も彼も動きが隙だらけ。棒立ちで撃つな！　作戦中に＿|￣|○すんな！　ギュゲス着たESWAT隊員をあんな運用すんなバガー！　などなど様々な困難がある映画ですが、巨大建築愛好会的には嬉しいシーンがラストにあるので、特に原作に思い入れがなくて、陳腐な展開にも耐えられるよ！　大丈夫！という人はわりと面白がれるんじゃないかなあと思います。観る前に原作読み返すとか、間違ってもしちゃあなんねえ。