はてな夢日記:科学館

 こども科学館のような場所にいる。屋外と屋内の区別が判然としない、日の光がよく入る明るい建物で、中は森林ゾーン、昆虫ゾーンなどと区分けされている。夏休みであるらしく、小学生や家族連れで賑わう一角に、魚が見られる水族館のような場所がある。部屋に入ると室内は完全に水で満たされている。ドアを通って入ったはずだが水が溢れ出したような記憶はない。部屋の中は暗くて視界が悪い。アクアラングとウェットスーツで泳ぎながら見回すと、室内に点在する家庭サイズの水槽の中で魚が飼われている。わざわざ部屋全体を水で満たしておきながらなんで? 振り返ると通路に面した窓から客たちが中を覗き込んでいるのが見える。部屋の奥に次の部屋への扉があるので入ってみると、そこは深海魚やイカなどのマイナーな(?)生物の展示室である。やはりそれぞれが小さい水槽に入れられているが、完全に閉ざされているわけではなく、水槽の上にガラスの板が渡されているだけ。ますます意図がわからない。ふと目を転じると、水槽の置かれていない部屋の反対側がひときわ暗くなっていて、そこにどう見ても大型の鮫としか思えないでかい魚がいるのでぎょっとする。鮫にしてはなんだかエッジが甘くて覇気が感じられないが、黒っぽい巨体がゆっくりとこっちに近づいてきて怖いので退散する。刺激しないよう慎重に元の部屋に戻り、通路に出てマスクを外す。どうやら来たときとは別の場所に出てしまったようで、あたりに見覚えがない。もう一度入って別の部屋も見てみよう、と思うが最初のエントリーポイントが見つからない。水をぽたぽた垂らしながらウェットスーツ姿でうろうろしているうちに目が覚める。
 水に満たされた薄暗い部屋を漂いながら魚を見物するのが非常に気持ちのいい夢だった。時間が許せば、寝直して続きが見たかったのだが。惜しいことをした。

 というわけではてなダイアリークラブ夢日記に参加してみただよ。しかしあんまり夢を憶えてないのでたまにしか書けないかもだ。まあぼちぼち。