BRUTUS 11月号

タランティーノ特集。立ち読みで済ますつもりが買ってシマタヨー。いや、これ秘宝に負けないくらい濃い特集かもしれん。タランティーノの自宅訪問記が目玉ですが、こいつはちょっと自分の目で見ていただきたい。オタクの夢みたいな家に住んでますよ。壁一面にずらりと並ぶビデオ、本、レコード、フィルム、おもちゃ、そしてボードゲーム。そう、タランティーノってアナログゲーマーだったんですね。しかし棚に並んでるのが知らないゲームばかり。昔の映画やテレビ番組を題材にしたゲームが多いです。Duneは遊んだことがあるし、Dawn of the Deadも存在は知ってる。しかしThe Godfather Gameってなんだ、聞いたこともないぞ。The A Teamは言わずと知れたあれだろうし、Stingはレッドフォードのあれかな。Krullは銀河伝説のゲームなんだろうな、やっぱり。うわー遊んでみたい。
映画やテレビのボードゲーム収集は子供の頃からの趣味らしく、タランティーノ曰く、

パルプ・フィクション』にジョン(トラヴォルタ)が出てくれることになった時、彼をアパートに招いて『グリース』や『サタデー・ナイト・フィーバー』のボードゲームを一緒にやったんだ! 彼が70年代にTV番組でアイドルしてた頃の人形にサインももらったし。ハハハハハハ。

ハハハハハハ。すごいな。
チッキショウ。おれも頑張って金持ちになって、メタルフィギュアでいっぱいの家に住めるようになるよ! 昔のラルパーサのバルログとか買っちゃるけんね!
というわけで、悔しがりたい人は見ておくことをお勧めする。

あ、ちなみにこの号には映画を観てから読むようにとのただし書きのあるキル・ビルネタバレ特集部分が付録っぽく閉じこまれているので気をつけて。さっさと切り取って、目の届かないところにほっぽっておくのが肝要だ。

バイザウェイ、雑誌の後ろの方のキルビルに関係ない部分をぱらぱら眺めていた魚蹴さんはもう一度愕然とすることになるのだった。伊福部昭の『音楽入門』、復刻されてるだとォ!? マジかー!!(絶叫)
ハァハァ。というわけで早めに買ってきます。