Sタンク

昨日の続き。兵器にはその国の個性が出るという話で思い出すのがスウェーデンのSタンク。子供の頃戦車プラモ図鑑みたいな本で見て強烈に印象に残っています。改めて見るとつくづく変な戦車だ……。ちょっと前に立ち読みした雑誌で見てびっくりしたことに、この戦車、車体の上に柵が立つ。櫛の歯みたいな背の低い柵が、フロントからジャキーンと生える。対戦車ミサイルの直撃を防ぐためと聞けば納得はできるものの（ごく最近まで軍事機密だったそうです）。楔形の車体は核爆発の爆風を想定したものだそうで、これは知らなんだ。速水さんが好きなオブイェクト279と死の灰降りしきるスカンジナビア半島で対決するところとなど想像すると、なかなか燃えるものがあります。また核戦争まんが描いてください（おねだり＞速水さん）。

• 山車みたいになったSタンク……こんな偽装があるのかな。確かに遠目に見ると騙されるかも。
• よくわからないことになったSタンク……こりゃあ一体なんじゃろう。