シャムタンティの丘を越えて ISBN:4789301303

walkeri2003-08-02

待ってましたの「浅羽莢子のソーサリー」。浅羽莢子萌えな魚蹴さんは速攻ゲットの介ですよ。創元社版と比べると、かなり訳し方が違ってて面白い。サイトマスターが物見頭だったり、リーブラがリブラだったり、カーレがカレーだったり。違和感が先に立つオールドファンもいるかもだがしばし待て。我々は今までもカクハバードとカーカバードを頭の中で苦もなく共存させて生きてきたではないか。それを考えれば訳語の違いなど大した問題ではござんせん。
実は創土社のラインナップでは初めての正統派ファンタジーでもあり。これをきっかけに、新しいファンも増えると嬉しいね。
版が大きくなって挿絵の線もくっきりで、ジョン・ブランシェのファン(魚蹴さん)も大満足だ。
「やーねー、ジョン・ブランシェの絵って汚くて……」
「そこがいいんじゃない!」(みうらじゅん