リトル・フォレスト(1) ISBN:406337551X

walkeri2004-08-26

 五十嵐大介の最新刊。農村生活という題材、帯に踊る「スローフード」とか「ネイチャーライフ」とかいうアオリを見て不安になる人も多いでしょうが心配後無用。一見都会人のアコガレ的な生活を描きながらも、根っこにある種の怖さ、厳しさ、幻想性をそなえた作風は健在で、ちゃんと五十嵐大介の漫画です。やっぱり農村生活を描いた夢路行の『あの山越えて』と比較するのも面白い*1。しかしいつも思うんだけど、この人の女性キャラはほんとに魅力的。表情豊かで惹き付けられます。そして食べ物の美味そうなこと! しばらく料理してないけど、またなんか挑戦してみようかなあ。読んでるとお腹が空いてくる漫画です。おすすめ!

*1:夢路行も現代ファンタジーの名手ですが、こっちも綺麗ごとに終わらない、いい漫画です。

 プール行った。前回疲れた状態で泳いだときに身体がなにか掴んだらしく、かなり楽に泳げた。体感としては、力を入れずに腕を真正面に投げ出す感じ。ちょっとでも力が入るとすぐ辛くなる。今までクロールは一往復すると疲労してどうにもならなかったけど、今日は300m全部クロールで泳げた。楽しかったけど、初めてのことなのでさすがにくたびれた。しょっちゅう行ってるようだけど、実は今日で多分十回目。まだまだ始めたばかりです。
 帰ってきて五穀ご飯炊いてごま塩振って食べてる。はい、お察しの通り、リトル・フォレスト読んで微妙に自然食品っぽいものを食いたくなったというわかりやすいマニューバでありました。